前回は、高松でうどんを食べ満足したところで終わりました。
自転車でまわるには少し大きいけど、
数ある離島のなかのひとつ、小豆島に行ってみました。
小豆島をレンタサイクルでめぐる
高松発小豆島坂手港行き(ジャンボフェリー)
小豆島行きの朝一番のフェリーは6時15分に高松港を出航するので、宿を早めに出ました。
このフェリーはジャンボフェリーという会社の船で、高松駅近くに乗り場がある四国フェリーとはまた違ったものです。駅から乗り場は離れていますが、こちらのほうが朝早くに小豆島に着くことが出来ます。
高松港から小豆島坂手港まではおよそ45分間の船旅で、料金は往復1380円でした。
待合室には結構な人がおり、観光で小豆島に渡るであろう人たちばかりでした。それほど小豆島観光は人気のようです。
ターミナルの外には、トラックの荷物を船に積み込むためにトラックの頭だけのやつが列をなしていました。
四国フェリーとジャンボフェリー
ジャンボフェリーで小豆島に早く着くことができますが、
小豆島の中心地から外れた港(坂手港)に着きます。
ジャンボフェリーが到着する坂手港と四国フェリーが到着する土庄港はだいたい20kmほど離れています。自分のプランに合わせてフェリーを選択するといいですね。
ただ、個人的にジャンボフェリーがおすすめです。
実際に観光してみて、行きはジャンボフェリーで帰りは四国フェリーというパターンがいいと感じました。
そうすることで、観光地をうまくまわることができると思いました。
高松港出航
15分ほど遅れましたが、無事出航しました。
小豆島に到着するまでデッキで島々を眺めることができます。
出航して右手に見えてくる平らな山みたいなものは屋島で、屋根みたいな形をしています。他にも小さな無人島などがみえました。
船内は撮影禁止だったので写真はありませんが、ゲームコーナーや食事処など設備が充実していました。実はこの船は神戸行きで、長距離乗船する人のための施設が備わっています。席(カーペット席)も広く、とてもいい船でした。
もうすぐ小豆島に着くというところでいきなり音楽が流れてきました。
私の携帯かなと思いましたが、どうやら船内スピーカーからのようです。
このジャンボフェリーでは、小豆島坂手港に入港する時にSTU48の「瀬戸内の声」が流れます。STU48の存在自体を知らなかった私ですが、「瀬戸内の声」はとても船旅にあった音楽で心にジーンときました。おすすめです。
小豆島にきた
醤油と佃煮のまち、小豆島!
自分のイメージの中ではオリーブしかありませんでした。ちょっと周辺を散策するついでに市街地のほうへ行ってみます。
大きな樽を発見!
醤油造りの時に使う樽らしいです。道の脇に醤油工場があるので、歩いていると醤油のいい香りが漂ってきます。
小豆島が醤油で有名だったとは知らなかった!
いい感じの道が続きます。
歩いているのは国道436号線です。
姫路から小豆島を経由して高松まで続く国道らしく、姫路小豆島間と小豆島高松間は海上区間となっているとのことです。
今まで見たことがないスーパーが現れました。どうやら四国を中心に展開しているスーパーらしいです。
小豆島はそうめんも有名らしいので、先ほどのスーパーで購入して食べました。
少し太めで美味しい。
疲れたのでここ(草壁港)からバスで島の西側にある土庄(とのしょう)港へ向かいます。
バスも30分に一本ぐらいで、なおかつ運賃がマックスでも300円という使いやすさです。小豆島を観光するならバスを利用するのは欠かせないですね。
赤い自転車に跨って
土庄(とのしょう)港まですぐでした。ここからはレンタサイクルを借りることにします。小豆島観光レンタカーのところで自転車を貸していただけました。
赤い自転車でしっかり整備もされています。
しかも変速機付きです。
レンタサイクルの管理人さん曰く、
「あまり遠くに行かないほうがいい。」
とのことです。詳しく話をきいてみると、小豆島は坂が多く自転車を借りた地点まで帰ってこれなくなる人がいるらしいです。
ちなみに小豆島一周は100kmぐらいで、自分の自転車を持って行くと楽しめます。
帰りのバスの時間は15時半、だいたい4時間はサイクリングを楽しめそうだ。それでは島の南側を散策します。
Let's enjoy Small Bean Island!
土庄港からすぐ近くにある、世界一狭い海峡土渕海峡です。ギネスにも載ってます。
土庄港から少し離れると坂が多くなります。
やっぱり登った後の下りはいいね。
海も山も綺麗です。
オリーブ園
結構きつい坂を越えてやってきました、オリーブ園。
自転車を借りた土庄港から10kmほど漕いできました。
入園無料というのが嬉しいですね。
オリーブの木がたくさん生えています。
種類もたくさんありましたが、私には違いがわかりませんでした。
遠くに見える海も青く綺麗です。
なんだあれは。
大きな風車がありました!
たくさんの人がホウキに跨ってぴょんぴょん飛んでました。
いったい何してるんだと思ったら、ここは
実写「魔女の宅急便」のロケ地
らしいですね。知らなかった。
ここの景色がよかった。
オリーブ園、とても楽しめました。
ちょっとした地中海気分を味わえました。
小豆島、坂だらけ
また登って10km戻ります。
いい景色ですね。
なんとか坂を越えて土庄のまちに戻ってくることができました。
オリーブ園は坂を越えたところにあるので、絶対バスで行ったほうがいいです。
レンタサイクルで行く場所ではないと思います(疲)
まだまだいきます。
エンジェルロード
エンジェルロードというメルヘンな観光地をみつけました。
恋人の聖地らしいですが、せっかくなので行ってみます。
閉ざされてますね、道が。
展望台に上がると、うっすらと道が海に沈んでいるのがみえます。
ちょうどいい時間帯になるとこの道が現れるらしいです。
ホームページなどで出現する時間帯を公開しているらしいので、それをチェックしてから行ったほうがいいですね。
我、孤独なり。
小豆島、からかい上手の高木さんの聖地らしい
なんと、
小豆島はからかい上手の高木さんの舞台
になった場所らしいです。
作者の出身地が小豆島だそうです。ここに来てからそのことを知りました。
人気ですよね、からかい上手の高木さん。
実は漫画を読んだこともアニメを見たこともないので、アニメを見てから来ればよかったなぁ。
アニメに登場する場所が載っているパンフレットをいただいたので何箇所か行ってみました。先ほどのエンジェルロードもその一つです。
そのなかの一つの鹿島明神社にいきました。たくさんの高木さん絵馬が飾られていました。イラストがハイクオリティすぎる。
神社よりもっと奥に進むと現れるこのトンネルもアニメに出たところらしいですね。
知らなかったことで損しましたね。
残念、帰ろう。
帰ろう高松へ
自転車を返し、土庄港から15時半のバスに乗って16時半ごろ坂手港に着きました。
土庄港から坂手港まで一時間ぐらいかかるんですね。
フェリーの出航時刻は16時50分です(平日ダイヤ)
少し時間があったので海を眺めてました。
小豆島は見た感じ山ばかりですね。
港に不思議なトゲトゲボールのオブジェがありました。上に乗ってる生き物が可愛らしいですね。
お、船がやってきました。
帰りましょう。
帰りの船でも「瀬戸内の声」が流れました。坂手港入港時と出港時に流れるっぽいですね。夕日と歌声が重なってジーンときました。
高松港に着く頃にはもう日が沈みかけてました。
フェリーでみる夕日は一段と綺麗でした。
小豆島の北側エリアに全く行くことができなかったのが心残りです。
いつかまた来る機会があるといいですね。
ネカフェで夜明かし
高松に着いたあとはイオンでご飯食べたり、銭湯に行ったりしました。
そして、ローカルなネカフェをみつけたのでそこで夜を明かすことにしました。
ザ・ネットカフェ という感じでした。
色々なお茶が置いてあったのが面白い。
明日は、今治からしまなみ海道をママチャリで爆走して尾道にいきます。
続きます。