ゴールデンウィークに入り自転車で新潟に行ってきた。
前回は国道49号オンリーだったが、
今回は国道459号も通ってみた。
出発は会津若松からである。(郡山会津若松間は勾配がきついため走らない)
1日目
会津若松 〜〜 柳津
会津若松から会津坂下までの約15kmの区間は平坦だ。坂下のまちを抜けると、山間を抜ける区間が始まる。塔寺の坂は5%の勾配であるが、そこまできつくはない。
七折峠トンネルを抜け藤大橋を渡ると柳津町に入る。
ここから藤峠に向け長い5%の勾配区間が始まる。
会津若松新潟間ではここが一番きつかったような気がする。
藤トンネル
標高340mにある藤トンネル。さほど長くないトンネルだ。
内部は歩道がなく、道路脇にはガラスの破片やらゴミが散乱していた。
このような古いトンネルは気をつけて走らなければ死ぬ。
西会津 〜〜 新潟県境手前
藤トンネルを抜けて西会津町に入る。
ここから野沢まで長い下りが始まるが、路面には大きな穴があったりと路面状況がよくなかった。
道の駅にしあいづにて少し休憩。草地のベンチコーナーがなくなっていた。
またここにはなぜか宮古島の物産品コーナーが設けられている。
野沢のまちから少し進む。
昔は栄えたであろう車峠。よくある峠付近にあるドライブインの廃墟。
車トンネル
このトンネルを避けようと旧道の方にまわってみたが、路面は草に覆われていた。
どうやらこのトンネルは避けられないようだ。
トンネル内の歩道は狭いため自転車を押して歩く。
新潟県境付近
前回はこのままR49を進み鳥井峠を経て新潟入りした。
今回は別のアプローチ(R459)にて新潟入りしようと思う。
県道384で徳沢駅の方に向かいR459に出る。
いよいよ酷道459に入る。喜多方からR459で津川まで走ってみようとも考えたが、喜多方から山都の山間区間はきついためやめた。
ここを鹿瀬の方に曲がり、津川を目指す。
いよいよ新潟に入る。県境にも関わらず車一台が通れる道路幅しかない。
R459は阿賀野川に沿っているため橋やトンネルが多い。
ちなみに福島県内では「阿賀川」と呼ばれていたが、新潟県内では「阿賀野川」となる。
R459で津川まで
R49は景色が単調で退屈だが、R459はとても退屈しない。
道中には里山アート「いのちの田園」があったり、磐越西線の駅が点在している。
豊実駅、日出谷駅、鹿瀬駅、津川駅それぞれに寄ることができた。
車が少なく走りやすいが、坂が多い。
そのぶん面白いものもたくさんある。
謎のトンネルがあり中をのぞいてみたが、出口が見えないほど長いトンネルのようだ。
「たいまトンネル」。結構新しいトンネルのようだ。
無駄に歩道が広い。どれだけの人がこの歩道を利用するだろうか。
トンネルを抜けると日出谷の集落と駅がある。R459は点在する集落にとって命綱のようなものだ。
いい感じの道が続く。
ゴツゴツしたトンネル「師走トンネル」。1月から12月までの名前がついたトンネルと橋がある面白い区間。新潟側から順に1月から始まる。
雰囲気あるトンネルだった。
不思議な建物やダムが多い酷道459。
写真の不思議な建物は「奥阿賀ふるさと館」、ダムは「鹿瀬ダム」。
ここからR459はR49と重複区間となる。津川バイパスでない旧国道49号は通行止め。
津川 〜〜 阿賀野市
五十島トンネルを抜け、道の駅で休憩。
一日目は五泉まで。キャンプ場でテントを張って寝る。
リュックにテントと寝袋を突っ込んできたが、これがとても重かった。
自転車にキャリアが欲しいなぁ。
人生2回目のソロキャンプで夜眠れなかったのは言うまでもない。
ここまで100kmの道のり。
つづく。