チャリっこ紀行

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どこかへいきます。

福島の難所、甲子道路を自転車で

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国道289号、道路マニアなら必ず知っているだろう。

福島県いわき市から白河を経由して新潟まで至る275kmの国道だ。

しかし、数年前まで分断されている箇所が二箇所あった。

福島県白河市の甲子(かし)峠の区間と、只見町と新潟県三条市の間の区間である。

どちらも地形が厳しかったり豪雪地帯で工事が難しいところ。

そのなかでも甲子峠区間は車が通れない登山国道として有名だった。

 

2008年、めでたく甲子高原道路ができてこの分断箇所は解消された。

(只見と三条の間は今工事中。)

 

そんな険しいところを通る道路を走ってみたくなった。

 

今回は難所である羽鳥湖手前の「鳳坂峠(ほうさかとうげ)」を通り、甲子高原道路で帰ってくるルートをとった。

 

郡山 〜 羽鳥湖

郡山から天栄村までは平坦で楽だった。

しかし、鳳坂峠は12%の勾配、九十九折があり自転車ではきつい。

鳳坂峠の名は、「這うほどきつい坂」からきているらしい。

冬季通行止めを解消するためこの区間平成32年にはトンネルになるそうだ。

 

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標高822m。この景色も見納め。

 

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峠から少し下ると羽鳥湖が見えてくる。

羽鳥湖はふくしま緑の百景に登録されており、展望台には石碑もあった。

この湖の下には集落が沈んでいるそうだ。

 

羽鳥湖 〜 下郷

羽鳥湖からは下るだけ。

途中に小さな集落があったりして面白い。

車もそれほど通らないため、自転車にとってサイコーの道だ。

 

f:id:plno:20180811235444j:plain途中に一箇所だけあるトンネル「蝉トンネル」。

面白い名前。

 

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交通量も少なく安心。

トンネルを抜けると会津に入ったようだ。

 

国道121号と合流するところまで走った。

 

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湯野上温泉のあたり。独特な岩肌と綺麗な川の「阿賀川」。

新潟の方まで流れている。

 

国道118号から国道121号へ。

下郷の方へ走る。

 

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 会津らしい景色が続く。

途中の観光地「塔のへつり」は、吊り橋がいい感じだった。

 

下郷からは今回の目的である国道289号へ。

 

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国道289号の分岐らへん。自然の力は雄大だと感じさせられる。

 

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勾配は緩やかであるが長い登り坂が始まった。

じりじりと体力が削られる。

 

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しばらく登ると景色がひらけてくる。あの山を越えるのか。

 

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すぐそこに道の駅「しもごう」があった。少し休憩。

ロシアの女性の方が何か売っていた。すごく美人だった。

 

道の駅では飲み物だけ購入。

もう少し頑張って登らねば。

 

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やっとの思いで今回の最高地点「甲子トンネル
ここまで坂が長かった。

標高1000m、延長4345mの甲子トンネル

ここらへんは地盤が不安定なため、トンネル内に隆起している箇所があった。

なんて場所だ。

 

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甲子トンネルの抜け、あと四つほどトンネルが続くようだ。

自転車に乗ってるとやはりトンネルは怖いものだ。

そこで次の安心坂トンネル手前に旧道らしきものがあったためそちらへ。

 

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甲子トンネルを抜けた直後に渡る「甲子大橋

険しい地形を貫いていることが窺える。

旧道はこの下を潜る。

 

道はしっかり舗装されている。

少し遠回りだが、かつての厳しさを少し味わえるような道だった。

 

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道路の上を越す水。こんなの初めて見た。

 

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道の脇にある川の水は驚くほど透き通っていた。

 

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ビックリマークの標識は怖い感じ。

 

しばらく進むと元の国道289号に戻る。

旧道により四つのトンネルを避けることができた。

 

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甲子高原。一面を見渡せる展望台があった。

まさに高原という感じだった。

 

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レジャー施設「キョロロン村」。自然豊かな場所にあってグッド。

 

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少し道から外れた場所にある絶景が見られる橋。

橋の名は「雪割橋」、橋の下は深い谷になっている。

自殺スポットらしい。橋の前に電話ボックスがあったのが意味深。

 

 

甲子高原からまっすぐ下ると新白河駅

ここでサイクリング終了。

 

 

 

まとめ

国道289号はとんでもない山の中を貫いていた。

トンネルのおかげで勾配はゆるく、自転車にも優しかった気がする。

 

 

 

 

 

おわり。