チャリっこ紀行

チャリっこ紀行

クロスバイクでいこう。

チャリで日本最北端へ (1)船に揺られて(新潟〜小樽)

f:id:plno:20180901234802j:plain

チャリダーなら一度は走ってみたい北海道。

路肩は広く、自然が溢れた道。

自転車にとって最高の環境だ。

 

2018年8月後半、日本最北端の宗谷岬を目指すことにした。

もちろん電車ではなく、自転車で。

そのためにサイドバッグやリアキャリアを揃えたのだ。

 

予定としてはこんな感じだ。

新潟から小樽までは新日本海フェリーに乗る。

小樽からひたすら海沿いを北上して宗谷岬へ。

小樽〜稚内の350キロを3日かけてクロスバイクで走る。

 

宗谷岬到達後は、苫小牧まで北海道を縦断する。

 

 

 

 

0日目 新潟 〜 小樽

新潟港へ

f:id:plno:20180902000441j:plain

前日に念のため新潟入り。

「海辺の森キャンプ場」に泊まった。1泊1000円。

施設も綺麗で、砂浜も近くとてもいい場所だった。

 

キャンプ場から新潟港まではそれほど遠くはない。

途中のイオンで買い出しをしてからフェリーターミナルへ向かう。

 

フェリー乗船

f:id:plno:20180901234802j:plain

新潟フェリーターミナルに到着。

事前にインターネットで予約していたため受付で手続きしてチケットをもらう。

私が乗ったのは、新潟小樽便「らべんだあ」。2017年3月就航と結構新しい。

オートバイの後に続いて自転車は乗り込むということで、ターミナル内で乗船時間を待つ。

 

いよいよ乗船だ。

係員の指示でバイクの後をついていく。

車両甲板への入り口は急坂になっており、必ず手で押していくようにと指示があった。

手で押していくのも下がデコボコしていて大変だった。 

 

車両甲板の端っこの方に係員が紐で自転車を固定する。

これなら安心だ。

 

初めての長距離フェリーで若干興奮気味。

船内へ。

f:id:plno:20180902191328j:plain

 

 

広すぎる船内

f:id:plno:20180902191713j:plain

入ってすぐのロビーにはゆったりできるスペースが設けられていた。

 

f:id:plno:20180902191959j:plain

このステージでピアノの演奏もあった。

テレビもあり、ちょうどアジア競技大会の様子が映されていた。

 

f:id:plno:20180902192243j:plain

売店もあり、北海道のお土産や船の限定グッズなどを売っていた。

結構な品揃えだった。

しかし常に開いているというわけではなく、営業時間が区切られていた。

 

f:id:plno:20180902192447j:plain

スロットメインのゲームコーナー。

航海中ちょこちょこ覗いたところ、それなりの需要はあるようだった。

船の中にゲームコーナーっていうのがもうすごい。

 

f:id:plno:20180902192706j:plain
f:id:plno:20180902192716j:plain

そのほかにもコインロッカーやコインランドリーがあり快適な船旅ができる。

 

f:id:plno:20180902193206j:plain

寝床は、一番目か二番目に安いものを選んだ。

カプセルホテルのような感じで、快適に寝ることができた。

しっかりとコンセントも完備。

 

 

グッバイ新潟

f:id:plno:20180902193917j:plain

12時出航。翌朝4時半に小樽に着く予定だ。

デッキにて離れていく新潟の街を望む。

快晴なり。

 

f:id:plno:20180902193529j:plain

ライトブルーの線を引きながら海の上を進んでいく。

港の水は汚い色だったけど、沖に出たら深い青になった。

これが海か。

 

f:id:plno:20180902194256j:plain

最初に見えてくる離島「粟島」

割と大きい。

 

小樽に着くまで16時間ある。

船内探索は1時間で飽きた。

それからはずっとデッキで海をみていた。

右にはずっと陸が見える。左には何もない。

 

f:id:plno:20180902194237j:plain

日本海に沈む夕日に旅の安全を祈願する。

 

 

 

 

つづく。