宗谷岬から苫小牧へ向かい再び自転車を漕ぎ出した。
北海道上陸5日目にて猿払まできた。
6日目は猿払から100km先の音威子府を目指す。
猿払から浜頓別までは真っ直ぐな道で有名なエサヌカ線を通り、
浜頓別からは国道275号、通称頓別国道に入る。
標高190mほどの天北峠を超えるが、本州の峠と比べたらチョロいものだ。
猿払キャンプ場にサヨナラバイバイ
朝8時、自然と目が覚めた。身体の痛みはない。
テント内には銀マットを敷いていないためこのような草地だと助かる。
テントを畳むのにも慣れ、いよいよ自分もキャンパーと名乗れるのではないかと感じてきたこの頃。
さっさと自転車に積んで、キャンプ場を後にする。
まずは食料確保だ。セコマに行こう。
エサヌカ線の入り口へ
猿払のセコマでパンとおにぎりを購入。
地べたに座って食べる。行儀悪いけど仕方が無い。
稚内から走ってきた国道238号に沿ってまた進む。
猿払パーキングシェルター。
シェルター内に自動販売機とトイレを完備している。
暑くなってきたためここで上着を脱ぐ。
ポロ沼を過ぎたらエサヌカ線の入り口だ。
入り口が結構わかりにくい。
あそこを曲がれば、あの真っ直ぐな道を拝めるんだな。
空に溶ける道、エサヌカ線
うほ、これはすごい。
空に先の道が溶けているように見える。
草地に立派なツノを持ったシカもいた。
これぞ北海道。
ただ、ずっと向かい風で一生懸命漕いでも15km/hしか出なかった。割と辛かった。
走ってきた道を振り返る。
やっぱりまっっすぐだ。
そんなこんなで浜頓別についた。
内陸への分かれ道、浜頓別
浜頓別町役場。小さな街という感じ。
ここ浜頓別で内陸へ向かう国道275号とこのまま網走の方へ行く238号が別れる。
時間とお金があれば、海沿いをずっと走って網走に行っても良かったが。
夕日が綺麗に見えるらしいクッチャロ湖。
冬には白鳥がたくさん来るらしい。
冬にきてみたいが自転車では無理だ。
クッチャロ湖を一目見て、役場近くの公園でお昼ご飯。
セコマのあんぱんはやはりうまい。
まだまだ音威子府までの道は長い。
つづく。