チャリっこ紀行

チャリっこ紀行

クロスバイクでいこう。

一ヶ月かけて自転車で北海道一周した 1日目(仙台〜苫小牧〜伊達)

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私はサイクリングが好きで様々な場所にこれまで行ってきました。

そのなかでも特に、昨年行った北海道は忘れることのできない場所となりました。

 

なかなかその感覚が忘れられず、

今年も北海道へ行き一周してきました。

 

忘れないうちに記録しておきます。

 

(クリックするとその記事へ飛びます。)

1日目: 苫小牧 ~ 伊達

2日目: 伊達 ~ 長万部

3日目: 長万部 ~ 函館

4日目: 函館 ~ 知内

5日目: 知内 ~ 江差

6日目: 江差 ~ 瀬棚

7日目: 瀬棚 ~ 神恵内

8日目: 神恵内 ~ 札幌

9日目: 札幌 ~ 岩見沢

10日目: 岩見沢 ~ 留萌

11日目: 留萌 ~ 天塩

12日目: 天塩 ~ 稚内

13日目: 稚内 ~ 枝幸

14日目: 枝幸 ~ 興部

15日目: 興部 ~ 計呂地

16日目: 計呂地 ~ 網走

17日目: 網走 ~ ウトロ

18日目: ウトロ ~ 羅臼

19日目: 羅臼 ~ 霧多布

20日目: 霧多布 ~ 釧路

21日目: 釧路停滞(記事なし)

22日目: 釧路 ~ 浦幌

23日目: 浦幌 ~ えりも

24日目: えりも ~ 静内

25日目: 静内 ~ 苫小牧

 

 

 

1日目:  仙台 〜 苫小牧 〜 伊達

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仙台港からフェリーで苫小牧へ

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なんと今年も北海道へ行くことにした。そして今度は一周する

昨年は新潟からフェリーに乗って小樽へ行ったが、今年は仙台から苫小牧へ。予定を立てているときになんとなくこちらの方がうまく回れそうな気がしたからだ。

 

9月の初めだが、フェリーに乗り込むバイクの数の多さに圧倒された。

バイクの後ろをチョロチョロとついていってフェリーに乗り込む姿は滑稽な姿だったと思う。そして、自転車は私一人だった。

 

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まず乗り込むと寝床の確認に向かった。下から2番目のランクであるB寝台を選んだ。

 

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カプセルホテルみたいだ。

 

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長距離フェリーに乗るのは3回目だが、設備の豪華さに圧倒される。

 

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昨年乗った新日本海フェリーにはなかったウォーターサーバーも搭載されていた。

 

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19:40 仙台港出航

船の上から見る仙台の街はとても明るかった。

いよいよ旅が始まるのか。

 

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夕食には山菜うどんを食べた。そして船内ショーや映画を観て、1時半ごろ寝た。

船の上はやることなくて暇だというけれど、そんなことはない。

 

 

スタート地点、苫小牧を出発

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11:00 苫小牧港到着

ここから一ヶ月どんな旅が待っているのだろうかと考えると身体に力が入った。

 

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サイコンをリセットして、さぁ出発だ

 

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11:30 苫小牧駅

フェリー乗り場から5kmほど離れた苫小牧駅に寄った。一昨年はこの駅に電車で来たなと懐かしい思い出に浸る。今回の旅では主要な駅には必ず寄ることにしている。

 

 

国道36号線を進んでいく

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室蘭まで続く国道36号線に沿って進む。

予定では30km先の白老にあるポロトの森キャンプ場までと決めていた。

しかし、走れるときに走っておいた方がいいと考えたため、90km先にあるアルトリ岬キャンプ場を今日の目的地とした。

 

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それにしても北海道の道は広い!

 

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頂上らへんが茶色い山樽前山も見えてきて、これが北海道かと思った。

 

 

白老、登別と過ぎて行く

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12:50 白老町入り

景色をみながら走っていると、すぐに白老町に入った。

 

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国道沿いに馬がいるって本州ではなかなかないと思うけど、北海道では普通の光景。そして、馬を観察していると癒される。

 

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13:50 登別市入り

クマ牧場や温泉で有名な登別市に入った。天気も風向きも良好。

 

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登別マリンパークニクス前にて

登別市に入ると観覧車が見えた。なかなか立派な施設のようだが、先を急いでいるため中には入らない。

 

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登別駅に寄った。温泉地の雰囲気が出ている駅舎だ。

 

ここから風が出てきて、若干ながら向かい風になった。少しの向かい風でもなんだか進まなくなるものだ。

 

 

室蘭への分かれ道

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15:20 太平橋跨線橋東室蘭

向かい風と格闘していると、東室蘭に着いた。

ここで室蘭本線が室蘭方面へ分かれるように、道も室蘭へ分岐する。地球が丸くみえるという岬である地球岬室蘭の街へ行ってみたかったが、白鳥大橋は自動車専用道であり遠回りになってしまうため行かなかった。

 

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立派な橋、白鳥大橋

しかしながら、自動車しか通ることができない。

 

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伊達までもう少しだと気を緩めた後に登り坂。

 

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15:40 本輪西跨線橋

線路とクロスする。

何か違和感があるなと思ったら架線がない室蘭本線東室蘭から非電化らしい。そして、北海道の貨物列車はどことなく長く感じた。

 

 

伊達市に入る

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16:10 伊達市入り

伊達市に入った。福島県にも伊達市があったな、と思いながらお邪魔する。ここは何が有名なのかわからない。

 

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縁起の良さそうな名前の小学校を発見したが、どうやら閉校してしまうようだ。

やっぱり少子化の時代か。

 

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伊達市街地に入ると正面に大きな山有珠山が見えてきた。圧倒的存在感を放っている。

 

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16:50 道の駅 だて歴史の杜

道の駅で休憩した。ここの道の駅は裏に大きな芝生があってとてもいいなと思った。テントを張って寝たいぐらいだったが、そんなことをしてはいけない(許可された場所で寝ましょう)。

 

 

アルトリ岬キャンプ場

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アルトリ岬への道の入り口が分かりにくいが、セイコーマートを目印にするといい。

岬への道の路面がアスファルトから砂へいきなり変わったので驚いた。砂にタイヤをとられて転けた。足の爪が痛むが大したことないようだ。

ツーリングマップルには砂って書いてなかったぞ。

 

綺麗な夕日だなと見惚れている暇もなく、さっさとキャンプ場へ行かなければならない。日が落ちてからのテント設営はやりたくない。

 

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18:10 アルトリ岬キャンプ場到着

岬への砂利の坂道をなんとか登りきり、やっとの思いでアルトリ岬に着いた。

 

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ここは無料のキャンプ場なので大変助かる。

しかしテントサイトらしき場所は草が生い茂っており、どこにテントを張ればいいか悩んだ。

 

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その結果、草地の上のほうにテントを張ることにした。ここならばまだ草もマシなほうだろう。

 

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メチャクチャ後悔した。

テントを張った瞬間にどこからともなく虫が集まってきた。そして斜面に張ってしまったことで、寝てるときにとても不快だった。さらに夜になると、自分がテントを張った草地の方は真っ暗で怖かった。

 

他の人は草がない下のほうの平地に張っていた。

なぜ私はそっちに張らなかったのか、、、

 

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岬からの景色は良かったし、テントを張る場所さえ間違えなければいいキャンプ場だ。自分のキャンプ経験の浅さを恨むばかりだ。

 

ラジオを聴きながらぼーっとしていると眠気がきたので眠りについた。

明日は長万部までの山道を越えなければならないのだ。

 

 

 

 1日目のまとめ

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少しでも距離を稼ぎたいので、予定を変更して苫小牧から伊達まで90kmを走った。

さすが北海道、道が広く大変走りやすい。

特に苦難もなく(転けたが)、キャンプ場に到着。キャンプ場でテントを張る場所を間違え、大変後悔して一夜を過ごした。

 

 

走行区間: 苫小牧港フェリーターミナル 〜 アルトリ岬キャンプ場

走行距離: 92.68 km

総走行距離: 92.68 km

苫小牧まで残り 2315.69 km

 


つづく。