小さい頃は道が遠くまで繋がっているなんて思ってもいませんでした。
遠くに出かける時は必ず高速道路で行ってました。
国道4号が東京から青森まで通っているなんて知った時は驚きましたね、
いったい何キロあるんだと。
じゃあ、
自分の脚(自転車)で走ってみようじゃないか。
そういうことで去年、自転車で福島から埼玉まで行ってきました。
他にも挑戦している方々が多くいるようで情報収集には困りませんでした。
ルートについて
福島県から栃木県に入るにはいくつかのルートがあります。
1. 国道4号で山(標高500メートルほど)を越える
2. 国道294号で『白河の関』を超える
主にこの二つのルートが考えられます。
しかし、2のルートは少し遠回りになりますし、
山が嫌いな私には1のルートも向いていません。
そこで、私はちょうど真ん中のルートである、
旧東北本線の跡の道を通ることにしました。
このルートは比較的坂もなく、交通量も皆無です。
白河 〜 那須を走る
白坂駅を出発
私が出発地として選んだのが、『白坂駅』
ここから約150キロの旅が始まります。
まず、白坂駅前の脇道に入り直進します。
そして上下線の二つの踏切を渡ります。
しばらくすると、正面に黒川橋梁が見えてきます。
黒川橋梁
福島県と栃木県の県境には黒川という川が流れています。
それにしても立派な橋ですね。
おぉ、スゲー迫力。
ひたすら直進し、『豊原駅』方面に向かいます。
豊原駅
豊原駅はこんな感じの小さな駅です。
人は誰もいませんでした。
豊原駅を過ぎると栃木県道186号線に合流します。
しばらく進むと青看板が見え、『5km 黒田原』と書いてある方へ進みます。
ここから県道211号線に入り、那須役場の前を通過します。
那須町役場
那須役場の前で少し休憩。
そのまま県道211号線に沿っていくと、国道4号に合流します。
このルートのポイント
このルートはとてもマイナーかつ少し遠回りになってしまいます。
しかも、冬は積雪で通ることは難しいです。
(このときは3月前半でしたが、雪はありませんでした)
しかし、
国道4号の県境付近は大型トラックがビュンビュン通ります。
安全に県境を越えたい人にはオススメのルートです。
次に続きます。
(2019年12月16日: レイアウトを修正)