北海道2日目の予定
留萌からオロロンラインで天塩までの120kmを走る。
特に峠を越えるということはないが、多少のアップダウンがある。
ここからがオロロンラインのハイライトだ。
2日目 留萌 〜 天塩
留萌を出発
朝5時起床。
やはりテントで寝ることに慣れない。夜中何度も起きた。
どうやら今日は残念ながら曇りのようだ。
片付けなどで手間取ってしまいキャンプ場を出たのは7時。
今日も100km越えか。
留萌の街は結構栄えている。
スーパーやコンビニ、JRの駅もある。
留萌本線は元々増毛までだったが、留萌増毛間は廃止されてしまった。
昨日通った留萌増毛間にはまだ線路やトンネルが残されていた。
広い待合室を備え、なんと駅そば屋もあるようだ。
朝食はここでとった。
オロロンラインをまっすぐ
セイコーマートで食料を調達。
ホイップあんぱんとこしあんぱんを購入。
セイコーマートなしでは北海道を生きられない。
左は海、右には小高い山。
北海道らしさを感じさせてくれる。
沿岸をずっと進んでいく。
留萌から15km地点の小平町。
重要文化財の隣に道の駅があるだと。
古い建物が気になってとまってしまったが、今日はなるべく早く目的地に着きたい。
そして温泉でゆっくりしたい。
すぐに出発。
クマのまち、苫前
午前10時、苫前に入った。
カントリーサインがクマ。
チャリダーにとってクマは勘弁。
生憎の曇り空だが天売島と焼尻島が見えた(と思う)。
お金があれば離島にも行くんだけどなあ。
オロロンラインには風車が多い。
つまり風が強いということ。
今日は弱い東の風。さほど影響はない。
クマ推しの苫前町。
苫前といえば三毛別羆事件。事件復元現場に行って学ぶもよし。
温泉が併設されている大きな道の駅風Wとままえ。
この時点で左腿に違和感があったため、温泉で1時間程度の休養。
ここの温泉は洞窟感があってよかった。
脚の痛みもなくなった気がした。
苫前の風車群を抜けて次のまち羽幌へ。
ここからゆるいアップダウンが続く。
オロロンラインを走ってると萌え絵が描かれたバスをよく見る。
なんなんだ。
オロロン鳥がお出迎え、羽幌
留萌から50kmは走った。
大きなオロロン鳥がお出迎え。ペンギンみたいだけど飛ぶらしい。
羽幌はオロロンライン沿いの街としては大きいほうだ。
ここから天売・焼尻島へのフェリーが出ている。
その天売島がオロロン鳥の生息地だったそうだ。
ここで今日の工程の半分というところ。留萌から5時間。
脚の違和感は気になるが、特に自転車には問題はない。
こんなところで壊れたらどうすればいいのよ、鉄道も通ってないし。
天文台がある初山別
留萌から65km、初山別にきた。
ここで市とか町ではなく村に突入。
初山別村には天文台があるらしい。村に天文台ってすごいのでは。
後ろを振り返るとすごい綺麗。
今まで空一面雲だったけど、ここでやっと青空が出てきた。
ここらへんで道路の向こうに鉄道の跡のようなものが見えてくる。
どうやら昔はここに鉄道が走っていたらしい。
鉄道が廃止されてからは沿岸バスがその需要を満たしている。
資料館として活用されている廃校があったりする。
開いてなかったけど。
アップダウンの連続だけど苦ではない。
何故ならば、すごいゆっくり走ってるからだ。
もうひと踏ん張り、遠別
きたぞ、天塩の手前のまち遠別に。
天塩まであと15kmぐらい。
しかし、
アップダウンで脚がやられた。肉離れのように痛い。
ここでとまるべきか、進むべきかの葛藤。
泊まるところがなさそうだし進むことに決めた。
ここ遠別で道の選択をミス!
海岸沿いを走る景色が綺麗な道路ではなく、国道をまっすぐ進んでしまった。
本当にもったいないことをした。
きたぞ、天塩
左脚を庇ってゆっくり自転車を進ませる。やっと天塩に入った。
でもここからキャンプ場まであと5km。
この区間の国道、全く車やバイクが通らない。
自転車には嬉しいことだが、脚が痛くて気持ちよく走れない。
そうだ、大声を出して痛みをかき消すナリ。
ああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!
とかやっても大丈夫だった、人いないから。
鏡沼キャンプ場に到着
午後6時、留萌を出発して11時間。
すっかり遅くなってしまったようだ。
やっとのことで本日の宿泊地鏡沼海浜公園キャンプ場に到着。
キャンプ場は500円、なんとライダーハウスは200円という破格の価格。
もちろん室内で安心して眠れるライダーハウスを選んだ。
受付をしにハウスに行くけど、
自転車漕ぐより歩く方が辛い。
受付後、
ライダーハウスに荷物を置いて温泉に向かう。
立派な温泉が近くにあるっていいね。
この温泉少し匂いが独特だけど、とても温まった。
施設の休憩所も広いし綺麗だった。
素晴らしい。
ライダーハウスも綺麗で雨風凌げるし、
サイコーの街だよ天塩
稚内まであと70km。
つづく。