チャリっこ紀行

チャリっこ紀行

クロスバイクでいこう。

郡山から自転車で東京へ(新4号経由)

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お久しぶりです。もう2月も終わってしまいましたね。

やっと気温も二桁になり、サイクリング日和になってきました。

 

去年のちょうど今頃、自転車で東京へ行くことを試みました。

しかしながら、スポークが折れてしまいリタイア。

 

今年もまた挑戦してみました。

 

 

 

ルート

国道4号をまっすぐ行くだけの約200kmの道のり。

郡山〜白河: 特にアップダウンのない道だが、道が狭い

白河〜黒磯: 400mほどの那須の山を越える

黒磯〜宇都宮: 那須塩原や矢板の市街地を通り過ぎる平坦な道

宇都宮〜春日部: 宇都宮の分岐で新4号へ進み、ずっと側道を走る退屈な道

春日部〜東京: 道路脇には店が立ち並び、交通量が多い

まとめへはこちらをクリック

 

 

装備

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いつものクロスバイクにサイドバッグとフロントバッグを一つずつ装備した。

あとは携帯ポンプと、眠気対策にコーヒーも携帯する。

サイドバッグの中には、

  • 一日分の着替え
  • パンク修理セット
  • チューブ一本
  • ちょっとした食糧

レーパンは履かない主義なので、尻の骨がすごく痛くなった。

 

 

郡山から東京を目指して

郡山から白河

23:00 スタート地点

郡山を出発。

特に仮眠をとっていないため、この先身体が耐えられるかが心配だ。

 

郡山から白河は何度も走っているため、とても退屈だ。

 

須賀川、矢吹、泉崎と通過していく。

夜中の国道はトラックが多いイメージがあったが、そこまで多くはなかった。ただし、泉崎から白河に入るあたりは路肩が狭くビクビクした。

 

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翌日 2:00 白河イオン(郡山から40km)

やっと白河のイオンに到着。

さぁ、ここからが那須の山越えだ。

 

 

白河から黒磯

過去に私はこの4号線の区間那須)を避けてきた。

路肩が狭く、坂がきついという情報を手に入れていたからだ。

福島栃木県境を越える際に今までは、

  1. 東北本線旧線の細い道を使って黒磯へ抜ける
  2. 国道294から国道461で野崎へ抜ける

のルートをとってきた。

 

今回初めて那須の坂に挑むこととなったが、結論からいうと

全然きつくなかった。

上り坂には必ず登坂車線があり、車に轢かれそうな恐怖はなかった。

今まで迂回してきた苦労は何だったのか。

 

 

黒磯から宇都宮

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3:45 大塚新田交差点(郡山から70km)

黒磯駅から少し進んだところの大塚新田交差点についた。静かな国道には新聞配達のバイクの音が響く。

 

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4:30 R461とR4の合流点 (郡山から80km)

那須塩原市街地を抜け、やっと矢板の一歩手前、野崎についた。ここら一帯はネカフェがないため休もうにも休めない。

結構きつくなってきた

 

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5:45 さくら市

夜が明ける。

この景色がナイトツーリングの楽しみの一つでもある。夜独特の寒さもひいてきた。

 

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6:30 新鬼怒川橋(郡山から110km)

ここまできたらやっと宇都宮という感じだ。すっかり明るくなってきて、遠くの山が綺麗だ。

 

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6:45 新4号分岐(郡山から115km)

やっと行程の半分といったところだ

ここで新4号方面へ曲がり、春日部を目指す。

 

 

宇都宮から春日部(新4号)

一昨年もここを走ったが、その感覚をもう忘れてしまった。

その感覚を取り戻すため今年も新4号を走る。

 

新4号は自転車に優しい。

春日部までずっと続く側道、車を気にせず走ることができる。

しかし、

必ずひっかかる信号にイライラさせられる。

体力も削られる。

ああああああああああああ。

(特に宇都宮から東京方面の信号は待ち時間が長い)

 

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9:00 下野市(郡山から140km)

難読地名であろう下野市(しもつけ)に突入。上野と書いて「こうずけ」、下野と書いて「しもつけ」。

 

青看板の距離表示に一喜一憂する。東京までの距離表示に苦しめられる

 

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9:30 茨城県突入(郡山から150km)

いよいよ栃木県を抜け、茨城県に入る。

単調な景色に飽き始めてきたところだった。

 

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側道の脇には畑が広がる。

 

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車だと見逃してしまう光景。

ちなみに茨城県は白菜生産日本一らしい。

 

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10:00 古河市突入

いったん結城市をかすめたが、その後栃木県小山市に入り再び茨城県へ。

側道の脇には結構な量のゴミが捨てられていた。

不法投棄か。

 

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こんな感じの側道が続くのだが、正直変化がないため飽きる。

 

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10:30 道の駅「まくらがの里 こが」(郡山から160km)

今まで50km走るごとにコンビニで休憩をとってきた。新4号沿いにはコンビニが少ないため、休憩場所にも困る。ちょうどいいところに道の駅があって助かった。

 

この道の駅はとても大きく、中には食堂や物産店、直売所などがあった。

茨城県最大の道の駅だそうだ。

 

ここで鼻血が出ていることに気がついた。鼻血を出しながら走っていたと考えると恥ずかしい。チョコレートの食べ過ぎによるものだと思う。

 

30分ほど休憩して出発した。

 

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11:30 利根川(郡山から170km)

道の駅から少し進むと、いよいよ利根川にぶつかる

ここまでくると東京はもうすぐという感じに陥るが、ここからが長い。

渡れば埼玉県といいたいところだが、渡った先は茨城県五霞町である。

 

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12:00 埼玉県突入(郡山から175km)

茨城県五霞町を通り過ぎ、やっとの思いで埼玉県幸手市に入る。

腿のハリがすごい。信号のストップアンドゴーでやられた。

不思議と眠気はなく、意識は覚醒していた

 

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12:15 春日部市(郡山から180km)

春日部市に突入。

一昨年は春日部を目標として自転車を漕いできた。今回は東京がゴールであり、まだ自転車を進めなければならない。

 

 

春日部から東京

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13:30 草加市(郡山から200km)

春日部から側道がなくなり交通量が多い車道を走るわけにもいかないため、ゆっくり歩道を走る。田舎と違って歩行者が多

 

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13:40 東京外環自動車道との交差(郡山から205km)

自己最長サイクリング記録の更新だ。

初めての200km越え、嬉しいものがある。

 

 

ゴール!上野駅

15:00 上野(郡山から220km)

このあとは荒川を渡り上野へ。

国道4号の始点、日本橋まで足を伸ばせばよかったな。

 

 

 

まとめ

    0km   23:00 福島県郡山市

  40km ▼   2:00 福島県白河市

  70km ▼   3:45 栃木県那須塩原市

110km ▼   6:30 栃木県宇都宮市

140km ▼   9:00 栃木県下野市

150km ▼   9:30 茨城県結城市

160km ▼ 10:00 茨城県古河市

170km ▼ 11:30 利根川

175km ▼ 12:00 埼玉県幸手市

180km ▼ 12:15 埼玉県春日部市

200km ▼ 13:30 埼玉県草加市

220km   15:00 東京都台東区上野

 

1日で220kmを走ったのは初めての経験だった。

走り終えた時点で腿の痛みが酷く、普段の運動不足をどうにかせねばならない。

 

さて、今回パンクも故障もしなかった自転車を讃えたいと思う。

Thank you.

 

走行区間: 福島県郡山市〜 東京都台東区上野

走行距離: 220km

平均速度: 14km/h

 

 

おわり。