こんにちは、一ヶ月ぶりの投稿です。
最近天気が悪く自転車で遠出できないため、とても気分が落ち込んでいます。
それはさておき、もうすぐ夏ですね。
夏といったら私は、昨年相棒の自転車と宗谷岬に行ったことを思い出します。
いやぁ、あれはよかった。
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- あらすじ
- 小樽から留萌まで
- 留萌から天塩まで
- 天塩から稚内まで
- 稚内から猿払まで
- 猿払から浜頓別まで
- 浜頓別から音威子府まで
- 音威子府から旭川まで
- 旭川から三笠まで
- 三笠から苫小牧(東港)まで
- まとめ
あらすじ
2018年9月、私は相棒のクロスバイクと旅に出た。
向かう先は、試される大地北海道。
道中ではたくさんの旅人、そして個性豊かな道と出会った。
小樽から留萌まで
区間: 小樽 〜 留萌
ルート: 国道5号 -> 国道337号 -> 国道231号
評価: ★★★☆☆(3.0)
難易度: ★★★★☆(4.0)
グーグルマップでこの区間の航空写真を見てみると緑色になっている。暑寒別岳 が海に沈み込んだ険しい地形となっており、それゆえにたくさんのトンネルや坂がある。私を含めたチャリダー(全員とはいわない)にとって坂とトンネルは天敵であるので、難易度4となった。
それに対し、その厳しい地形の中にある集落の美しさは素晴らしいものであった。
特に雄冬集落に漂う寂しげな雰囲気は何か惹きつけるものがある。雄冬キャンプ場で一晩過ごしてみたかった。
ネットを見てみると、この区間の厳しさゆえに迂回ルートを選択するチャリダーが多いらしい。
留萌から天塩まで
区間: 留萌 〜 天塩
ルート: 国道232号
評価: ★★★★☆(4.0)
難易度: ★★☆☆☆(2.0)
道は海岸に沿ってまっすぐ進んでいく。はじめは右には小高い丘、左には日本海といった景色が見られ、次第にアップダウンの道へとチェンジしていく。
羽幌 や遠別 、初山別 などといった小さなまちを結ぶ国道であるため交通量は若干多め。しかし、路肩がすごく狭いというわけではなかったため走りやすかった。ただ、風の影響をもろに受けるような地形のため、向かい風だったら最悪だと思う。私の時は、若干追い風だったので高評価となっている。
昔は羽幌線という路線が通っていたらしく、道沿いにそれらの遺構が残されている箇所もあったので、廃線マニアにはたまらないだろうなと思った。あと、天気が良ければ焼尻島や天売島が見える。(私のときは曇ってたので見えなかった、残念)
天塩から稚内まで
評価: ★★★★★(5.0)
難易度: ★☆☆☆☆(1.0)
最高の道としかいうことができない。
まずはオトンルイ風力発電所の風車がズラリと28基並んでいる姿に目を奪われる。何もないところに人工物が並んでいるところをみると、感動というよりかは恐怖を感じた。
しばらくいくと、次第にガードレールや電柱が消えていく。
強雨の中走ったが、まさに自然の中にいるという感じだった。
本当の自然を初めて感じることができた気がした。
無事カエルロードに入って、前をシカの群れが横切っていったのはびっくりした。
野生のシカが普通に出てくる北海道の雄大さよ。
稚内から猿払まで
ルート: 国道238号
評価: ★★★☆☆(3.0)
難易度: ★★☆☆☆(2.0)
いよいよ宗谷岬というところで、脇にみえてくる浅瀬が美しい。空をうつす鏡。
それが印象的だった。
宗谷岬を過ぎて森を抜けると、そこには遠くまで続く海岸が見えてくる。
オホーツク海側の沿岸では、
夜に発光する矢羽根が遠くまで続いて見ることができとても綺麗だった。
猿払から浜頓別まで
区間: 猿払 〜 浜頓別
ルート: エサヌカ線
評価: ★★★★☆(4.0)
難易度: ★☆☆☆☆(1.0)
国道から外れてエサヌカ線に入ると、
道が空に吸い込まれている。
先がみえない。
本当に初めての体験だった。
(向かい風で大変だったため、星-1)
浜頓別から音威子府まで
ルート: 国道275号
評価: ★★☆☆☆(2.0)
難易度: ★★★☆☆(3.0)
いたって普通の山道だった。クマは出なさそう。
山道といっても全体的に緩やかな勾配で、音威子府村に入る手前の天北峠の坂がちょっと急な感じ。
道としてはちょっと面白みがなかったが、昔ここらを走っていた天北線の廃線跡や記念館を見学できたのはよかった。あとは、中頓別の寿公園にいたヤギとポニーが可愛い。
天北峠から坂を下っているときにキツネが出てきたのには驚いた。
シカとかクマとかがいきなり出てきてたら死んでたな(私が)。
音威子府から旭川まで
ルート: 国道40号
評価: ★★☆☆☆(2.0)
難易度: ★★☆☆☆(2.0)
路肩若干狭めで交通量も多かったため怖かったが、それは一部区間だけで全体的には快適に走れたと思う。
しかし、景色は畑ばかりで代わり映えしなくて退屈だった。
名寄手前の智恵文峠の山の中で全く車が通らなくなったのは恐怖だった。
クマが出てきそうな雰囲気、かついきなり車が来なくなり異世界に入り込んだような感じはなんとも言えなかった。
旭川から三笠まで
ルート: 国道12号
評価: ★★☆☆☆(2.0)
難易度: ★★★★☆(4.0)
北海道の主要国道なので、トラックビュンビュンで交通量多め。
旭川から神居古潭までサイクリングロードで抜けられると思ったら通行止めだった。
そのため、国道12号で神居古潭を抜ける必要があったが、神居古潭トンネルはトンネル内自転車進入禁止。でもしっかりと自転車用の迂回路があったため助かった。
神居古潭から深川までは、路肩が狭くてトラックに吸い込まれそうになった。
ここの区間は怖すぎた。
深川から先は路肩も広くなったため、走りやすくなった。
しかし、ここで大雨になり、路肩の排水溝の蓋で滑ったりガタガタした
(`ェ´)ピャー
日本一長い直線道路ということもあり、走りやすかったと思う。
雨さえ降ってなければ快適だった。
三笠から苫小牧(東港)まで
区間: 三笠 〜 苫小牧(東港)
ルート: 道道30号 -> 国道234号 -> 国道235号
評価: ★★★☆☆(3.0)
難易度: ★★☆☆☆(2.0)
三笠から岩見沢を通らずに国道234号へ抜けられる道道30号があるが、この道は産業道路らしくトラックが結構通る。しかし、トラックもスピードを出すような道路ではなく、カントリーロードといった感じだった。
栗山からは国道234号へ入ったが、それほど交通量が多いとは感じなかった。
景色は単調で、脇には畑が広がっていた。
2両ぐらいの青いディーゼルカーが走り去っていった光景が印象に残っている。
新日本海フェリーの乗り場である苫小牧東港は、沼ノ端から苫小牧の市街地とは全く違った方向へ向かう。高速道路の脇のなんだか狭い側道を通っていくため、こっちで合っているのかととても不安になった。沼ノ端から15kmほど進んだところに苫小牧東港があり、苫小牧の市街地で遊ぼうと思っていた私を絶望させる結果となった。
大雨の中走ったが、不思議と走りやすく感じた。
車がそれほど通らなかったからなのかな。
まとめ
これらは私の感想であり、個人それぞれの感じ方は違うと思います。
自転車にとって走りやすい道や走っていて気持ちいい道があるというだけで、その道が悪いとかではないです。
自分の好みの道はやはり、海沿いの道らしいですね。
おわり。