チャリっこ紀行

チャリっこ紀行

クロスバイクでいこう。

一ヶ月かけて自転車で北海道一周した 2日目(伊達〜長万部)

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苫小牧から自転車で時計回りに北海道を一周する旅に出た。

1日目は、苫小牧から90km走ってアルトリ岬キャンプ場へ。

 

2日目は、山道を走り60kmほど先の長万部向かう。

 

(クリックするとその記事へ飛びます。)

1日目: 苫小牧 ~ 伊達

2日目: 伊達 ~ 長万部

3日目: 長万部 ~ 函館

4日目: 函館 ~ 知内

5日目: 知内 ~ 江差

6日目: 江差 ~ 瀬棚

7日目: 瀬棚 ~ 神恵内

8日目: 神恵内 ~ 札幌

9日目: 札幌 ~ 岩見沢

10日目: 岩見沢 ~ 留萌

11日目: 留萌 ~ 天塩

12日目: 天塩 ~ 稚内

13日目: 稚内 ~ 枝幸

14日目: 枝幸 ~ 興部

15日目: 興部 ~ 計呂地

16日目: 計呂地 ~ 網走

17日目: 網走 ~ ウトロ

18日目: ウトロ ~ 羅臼

19日目: 羅臼 ~ 霧多布

20日目: 霧多布 ~ 釧路

21日目: 釧路停滞(記事なし)

22日目: 釧路 ~ 浦幌

23日目: 浦幌 ~ えりも

24日目: えりも ~ 静内

25日目: 静内 ~ 苫小牧

 

 

2日目:  伊達 〜 長万部

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アルトリ岬を出発

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6時間ほど寝ただろうか、テントから出ると見事に快晴だった。岬からみる有珠山は大きく美しかった。

 

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空は真っ青で雲一つなく、海のマリンブルーが濃く感じられた。

こんな日は自転車日和だ。

 

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8:20 アルトリ岬出発

私の他にも自転車の人がいて、もう北海道を一周してきたとのことだ。そしていろいろな情報を提供してもらった。

ここのライダーハウスはいい、このスポットは良かったなど、

とてもありがたい情報を手に入れた。

 

話をきいていると、9月から自転車で北海道を回る人は少ないらしい。

この先、道北とか道東の寒さを乗り越えられるだろうかと不安に思う

 

そんなこんなで旅人の方とキャンプ場にサヨナラした。先を急いで長万部温泉でゆっくりする予定なのだ。

 

 

洞爺湖町

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8:40 洞爺湖町入り

キャンプ場からそれほど走らないうちに洞爺湖町に入った。湖が町の名前になっているところがあるなんて知らなかった。

 

洞爺湖へは行かなかった。遠回りになるからだ。しかし、往復10kmほどの寄り道にしかならないし行った方が良かったなと今になって思う。

 

ここからが自転車にとって嫌な道になってくる。

いよいよトンネルが続く区間に入るのだ。

 

 

トンネルがたくさん

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9:45 大岸トンネル

結構古いトンネルが続く。歩道がなく、路肩も狭い。

ここの区間は運転する手に力が入った。

 

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秘境駅で有名な小幌らへんだと思う。国道を走っていても小幌駅までのアクセス路を見つけることはできなかった。

 

一応、国道からも小幌駅に行けるそうです ↓

kuuta5656.blog.fc2.com

 

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10:05 礼文トンネル

比較的新しいトンネルのようだった。

 

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結構坂を登ってきた。

こんな山の中でもバックパックを背負って歩いている人がいるのだから驚いたものだ。

 

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10:10 礼文華トンネル

1,331mもある立派なトンネル、礼文華トンネル

このトンネルで礼文華峠をパスするため、ここが北海道の難所だということが感じられない。

 

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歩道がしっかりと整備されていて助かった。

 

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10:20 黒松内町入り

礼文華トンネルを抜けると黒松内町に入った。カントリーサインのクマラゲが可愛らしい。

 

ここから坂を下ってまた登って、静狩トンネル静狩峠をパスする。

静狩トンネルを抜けるともうそこは長万部だ。

 

 

長万部を初見で読める人はいないだろう

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10:35 長万部町入り

長万部に入ったが、市街地まではまだ10kmほどある。とてもお腹が空いていて、ペダルを回す脚も鈍くなってきた。

 

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ここの山から長万部へ一気に下りていく雰囲気がとても良い。

 

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坂を下りて振り返ってみると、今まで通ってきたであろう小高い山が連なっていた。

 

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10:50 静狩こ線橋

ここから3kmほどの直線区間に入る。やはりとても海がきれいだ。 

 

道の脇の水産工場の敷地にホタテの殻の山があり、磯の匂いを漂わせていた。それを狙っているのか、たくさんのカラスやウミネコが飛び交っていた。

ホタテの殻の山なんて初めてみた。

 

 

長万部という町

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12:00 長万部駅

ほどなくして長万部駅に到着した。ここの駅も一昨年汽車で訪れたものだ。

何も変わってないなと思ったが、駅前には北海道新幹線の看板があった。北海道新幹線長万部にやってきたらやはり駅が高架化されてしまうらしい。

この駅舎もあと何年見ることができるかわからない。

 

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お昼ごはんは豪華、かにめしを購入した。

カニの身ぎっしりで、味もなかなか美味しかった。

 

駅舎を訪問した後は楽しみにしていた長万部温泉へ行く。丸金旅館の日帰り入浴を利用した。500円という価格で入浴できるのはとてもありがたい。

長万部温泉 丸金旅館 美食と源泉かけ流し

 

お湯は結構熱めで、昨日今日と自転車を漕いできた身体に染み渡る心地良さだった。

疲れているときには熱めのお湯がいい。飲泉できる蛇口もあり、飲んでみたらしょっぱかった。海に近い町の温泉だからしょっぱいのかな。

 

 

長万部公園キャンプ場へ

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町から少し外れた坂を上ったところに東京理科大学がある。

なぜか長万部には東京理科大がある。とても広くて立派な芝生があり、そこにカラスが群がっていた。

 

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16:30 長万部公園キャンプ場到着

東京理科大を横目に山のほうへ道を進むと、長万部公園がある。

今日は長万部公園キャンプ場でキャンプをする。とても綺麗な芝生サイトを500円という安さで利用できる。

 

そしてここのトイレはしっかりと扉があり、中に虫が入ってこないので綺麗だった。しっかりと管理されていた。

 

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今回は電灯の近くではないところにテントを張ってしまい、夜はとても暗く怖かった。

次は電灯の下に張ろうと決意した。

こうやって失敗を続けることで人間は学んで成長していくのだろうなと思った。

 

夜はテント内で明日の計画を立てた。自転車のライトでツーリングマップル(地図)を照らしながらいろいろ悩んだ。

その結果、ちょうどいい距離の函館まで行くことにした。

なるべく早く行って観光したい。

 

 

 

2日目のまとめ

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2日目はアルトリ岬から長万部までの60kmを走った。

北海道一周ルートの最初の難関はここの道だと思う。

やはりトンネルが多くヒヤヒヤしたが、無事長万部に着くことができた。キャンプした長万部公園キャンプ場はとても綺麗に管理されていて良かった。

 

 

 

走行区間: アルトリ岬キャンプ場 〜 長万部公園キャンプ場

走行距離: 60.82km

総走行距離 153.5 km

苫小牧まで残り 2254.87 km

 

 

つづく。