チャリっこ紀行

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クロスバイクでいこう。

【東海道】自転車で東京から名古屋まで行く(1日目: 東京〜小田原)【クロスバイク】

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貴重な休みを使って、東京から名古屋まで自転車で走ってきました。

東京から名古屋(東海道経由)は大体400kmです。400kmを一日で走破するのは無理なので、4日に分けてまったりと走ります。行程は以下です。

 

1日目: 東京 〜 小田原(100km)

2日目: 小田原 〜 由比(90km)[箱根越え]

3日目: 由比 〜 浜松(110km)[小夜の中山峠越え]

4日目: 浜松 〜 名古屋(125km)

 

 

 

1日目(東京 〜 小田原)

ルート

日本橋から横浜までは国道1号第二京浜)を走ります。横浜からは県道21号へ入り、鎌倉へ抜けます。湘南の海を横目に眺めつつ江ノ島を通過し、平塚、大磯へと進みます。国道134号は大磯から自転車通行禁止の「西湘バイパス」となるため、太平洋岸自転車道、そして自転車が通行可能な(バイパスでない)国道1号へ戻ります。そこからは道なりに進み、酒匂川を越えると小田原に到着です。

 

 

早朝の日本橋をスタート

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6:00 日本橋スタート

昼間は観光客で賑わっているだろう日本橋も早朝は人がいません。気持ちの良いスタートが切れます。そして、ここ日本橋から名古屋まで4日かけていきます。頑張るゾイ。

 

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6:30 東京駅

いつ見ても立派な駅舎の東京駅。ここから東海道新幹線に乗れば、1時間半で名古屋に着きます。さあ、私は自転車でえっちらおっちら行くとしましょう。

 

 

国道1号を進んで行く

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8:00 多摩川(東京・神奈川県境)

国道1号をまっすぐ走ってきて、東京都と神奈川県の県境です。やっと東京を抜けられる!東京はゴミゴミしてて嫌いですね。自転車で走りにくい。でも、早朝の国道1号は走りやすいかも。

 

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9:30 横浜

無事に横浜に着きました。日本橋から30kmぐらい。国道15号(第一京浜)と国道1号第二京浜)のどちらで横浜まで抜けようかと考えたんですが、国道1号は道幅広く、平坦でスピードも出せたということで正解でしたね。国道15号も似たようなものかもしれないけど...

ただ、国道15号の方が東海道のもともとのルートに近いので、こだわる人はそちらを走った方がいいのかもしれないです。

 

 

初日からパンク

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ハイ、初日からパンクしました。

100円ショップキャンドゥでパンク修理セットを買い、応急処置をします。特に道具を持ってきていないので、こういったときに困ります。

 

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100円でパンク修理完了。自転車屋に持っていって1,500円ぐらい取られるのはバカらしいですよね。100円ショップサイコー。パンクしないことを祈りつつ、引き続き小田原を目指して漕いでいきます。

それにしても、めちゃくちゃ暑い。今年の夏は異常。これでオリンピックやるんだからマジでクレイジーすぎるぜジャパン。

 

 

鎌倉へ抜ける

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12:00 県道21号入り口

横浜から鎌倉までズバッと抜けられる道を探していたところ、県道21号があったのでこちらを進んでいきます。鎌倉らへんは丘(山?)が多いので、横浜から鎌倉へ行くにはこの道を使うことが必然でしょう。まあ、別名鎌倉街道ともいうらしいので...

 

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14:00 鎌倉駅

県道21号を突っ走り、鎌倉に着きました。交通量が多い道だったけど、走りにくいということはなかったですね。少し坂があったことぐらいですかね。途中の上大岡とかすごい都会でびっくりしました。神奈川って都会なんですね!

鶴岡八幡宮の前を通ったんですが、溢れるほどの人がいました。ギョギョギョ!

 

 

湘南の道を突っ走る

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14:15 由比ヶ浜

やっと海が見えました。海岸にはすごい人です。いかにもDQNっぽい人ばかりですね。さすが湘南。

 

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江ノ島が見えてきました。

 

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たくさんのアニメの聖地になってる鎌倉高校脇の踏切です。ここも賑わってました。少し見て先を急ぎます。

 

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江ノ島を過ぎると、ここまで走ってきた国道134号はバイパスみたいな道になります。バイパスではないので自転車通行可です。路肩も広くまっすぐな道なので、すごーく走りやすいです。傍に植えられている防風林のおかげなのか、風もないです。海岸沿いにサイクリングロードもあったので、そちらを走ってもいいのかなと思いました。

 

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17:00 大磯港, 太平洋自転車道(大磯区間)入り口

途中、公園のベンチで仮眠をとったので、思ったよりもペースが遅くなり焦っています。

大磯港からは太平洋岸自転車道に少し入ります。太平洋岸自転車道とは、千葉の銚子から和歌山まで太平洋に沿って続いている(分断箇所多数)自転車道です。標識や道路に描かれた矢羽根がたくさんあるので、ここが自転車道のルートなんだなと一目でわかります。今回の旅でもこの自転車道を利用する区間が多かったので、道がわからなくなった時に大変お世話になりました。

www.kkr.mlit.go.jp

 

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大磯からは今まで走っていた国道134号は「西湘バイパス」となり、自転車通行禁止です。そのため、西湘バイパスの脇にある太平洋岸自転車道を走らなければなりません。景色がいいので楽しいです。しかし、大磯港から3kmぐらい先の大磯プリンスホテルらへんで自転車道は消滅します。そして大磯プリンスホテル前を通り、国道1号に復帰します。

 

 

酒匂、小田原遠からず

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17:30 小田原市入り
結構あっさりと小田原市に入った。

 

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17:45 国府津駅

国府津の駅に寄ってみました。結構大きな駅です。ここから鉄道は東海道線御殿場線に分かれます。東海道線は元々御殿場線のルートを走っていたのですが、丹那トンネル(熱海三島間にある長いトンネル)が開通したために熱海経由となりました。箱根周辺の山は険しいため、鉄道が箱根を越えるというのは論外です。2日目に箱根を走ってみて分かりました。

 

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18:00 酒匂川

酒匂川を越えるともうすぐ小田原の市街地です!

駅に向かう前にお腹が空きすぎているため何か食べます。

 

 

疲れた身体にはラーメンがしみる

 

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 「城下町どすん」でラーメンを食べます。

 

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煮干し醤油ラーメンを注文しました。煮干の風味と背脂のトロトロ、レアチャーシューの組み合わせですごく美味しかったです。麺も好みでした。

こちらのお店はあごだしラーメンが人気らしいので、そちらも食べてみたいですね。
 

 

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19:30 小田原駅

寄り道してしまいましたが、なんとか小田原駅に辿り着くことができました。小田原は城下町、そして箱根越えの手前の町ということもあり、駅周辺は非常に賑わっているように感じました。さすが新幹線駅ですね。JR、小田急線、箱根登山鉄道が乗り入れるだけあって駅舎も大きいです。

 

駐輪場に自転車を置いて、一旦家に帰宅、荷物を取りに行きます。そして、2日目はいよいよこの旅最難関の箱根越えです。

 

 

 

 

つづく。