チャリっこ紀行

チャリっこ紀行

クロスバイクでいこう。

北海道ほぼ縦断(稚内〜苫小牧)2−2 天北線跡、頓別国道をゆく

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2018年8月、宗谷岬までクロスバイクできた。

宗谷岬から苫小牧へ向かっている。

前回、エサヌカ線を通ってクッチャロ湖がある浜頓別まできた。

ここから頓別国道で内陸へと入る。

 

 

 

頓別地獄

f:id:plno:20181201201527j:plainここ浜頓別からは国道275号に入る。

内陸に向かう道らしく、両脇には森や草地が広がっている。

クマが出てきそうな雰囲気があるような、ないような。

時々牧場があって、ウシが寝ていた。こっち向いてよ。

 

浜頓別から、下頓別、中頓別、上頓別、小頓別を経て音威子府へ続くこの道。

まさに頓別国道

 

 

中頓別に入る

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中頓別に入った。

思っていたよりも割と平坦な道だ。

 

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後ろを振り返ると浜頓別、カントリーサインは白鳥。

クッチャロ湖のキャンプ場に泊まってみたかったなあ。

この境からしばらく行くと中頓別のまちが見えてくる。

 

 

寿公園

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なんと公園に戦闘機があった。詳しいことはわからないので割愛。

 

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ここは寿公園

機関車もあって、ちょうど塗り替えてる段階だった。

維持するのが大変そうだ。

 

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ポニーもいた。

小屋脇ではヤギさんが日向ぼっこ。

 

まちの外れにこの素晴らしい公園があったのは驚きだった。

 

 

中頓別のまちなか

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浜頓別から20km、ここは中頓別バスターミナル。

元々は天北線の中頓別駅だった。

ここにもかつて鉄道が走っていたとは!

 

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天北線で使われていた車両であろうキハ22が保存されていた。

塗装もところどころ剥げてしまっている。北海道の気候の厳しさがうかがえる。

ちなみに車両の中には入ることができなかった。

 

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暖かさがあるバスターミナル内の待合室だ。

2階には天北線の資料がたくさん展示されていた。

 

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天北線の路線図

天北線は、今まで私が宗谷岬から走ってきたようなルートを通っていたようだ。

北海道のローカル線が次々に廃止されてしまうのは非常に残念なことだが、利用しない身としては何も言えない。

 

さらにここから進んで天北線の跡を辿ってみよう。

 

 

これは読めない、ピンネシリ

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中頓別の街からしばらく進むと、道の駅ピンネシリが道路脇に佇んでいた。

せっかくなので、美味しいバニラソフトクリームをいただいた。

 

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道の駅の脇には、駅の跡だ。

ピンネシリって漢字で『敏音知』ってかくのか。

これは読めないわ。

 

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道の駅からしばらく走って振り返ると、立派な山が見える。

敏音知岳というそうだ。

 

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ここから札幌まで277kmか。

 

 

天北峠

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さぁ、ここから峠までの坂が始まる。

本州の坂に比べたらチョロいものよ。

 

と思いつつ、8%程度の短い坂でもやっぱりきついわ。

 

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坂を登り切れば、音威子府突入

ここからずっと下り坂だ。

結構走ってるせいかブレーキがイカれてきたな。

怖いので下り坂でもスピードは出さず、20km/h程度で走る。

 

ここでも野生のキツネを見かけた。

クマじゃなくてよかった。

 

 

きたぞ音威子府

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ここでやっと国道40号に合流。

音威子府って初見では読めない。

 

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道の駅おといねっぷ、駐車場はガラガラ。

入ってみる。

 

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売店閉鎖されてる(悲)

 

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道の駅のスタンプ集めてみた。

道の駅巡りっていうのも楽しいかも。

 

 

今日の寝床、天塩川温泉キャンプ場

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さぁ、今日もキャンプだ。

音威子府から少し進んだところの天塩川温泉キャンプ場に泊まる。

天塩川温泉は国道40号から小道に入ったところにある。

入り口のそば畑が綺麗だった。

 

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宗谷本線の線路を渡る。

踏切の脇には天塩川温泉駅。なかなかいい味出してる。

 

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国道から1kmほど入ってきたところにあるのが、天塩川温泉

温泉の脇にキャンプ場が併設されている。

キャンプ場の近くに温泉があるのは素晴らしい。

 

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キャンプサイトもすごく綺麗だった。

利用者も少なく、いたとしてもソロキャンパーらしき人だった。

 

日本一周中のバイカーの人がいて、話が面白かった。

いつかは自分も日本一周してみたいとか思ったりしてしまう。

けどきついよな。

 

疲れたカラダを癒すために温泉だ。

露天風呂からは夕暮れの天塩川。景色も湯の加減どちらもいい感じ。

こういうのが旅の醍醐味だ。

 

寝る。

 

 

 

宗谷岬から130km。

つづく。