宗谷岬到達という目標を成し遂げた私は帰ることにした。
ここ宗谷岬から、フェリーが発着する苫小牧港を目指し南下する。
北海道上陸5日目にあたる今日は、30km先の猿払を目指す。
本当は50km先の浜頓別まで行く予定だったが、
宗谷岬観光で時間がなくなってしまった。
宗谷岬を出発
宗谷岬の前の食堂でお昼を食べ、モニュメント前で写真を撮った。
日本最北端にきたという感じはしないが、
宗谷岬にきたこと自体に意味がある。
自転車で来ること自体に意味がある。
道中の出来事に意味がある。
旅はまだ終わりではない。
帰宅するまでが旅であるからだ。
名残惜しいが、宗谷岬をあとにする。
宗谷丘陵
左側には海が続き、右側には宗谷丘陵が続く。
丘陵の緑色が素晴らしい。
北海道は本当に坂が少ない。
時々現れる坂はいいスパイスとなってくれる。
後ろを振り向くと海。
登ってきた疲れも吹き飛ぶ。
登れば今度は下り。
やっぱり下りのほうが好きだ。
少しばかりの森の中
綺麗な形になっている畑があった。
ここからはなんだか森の中に入るようだ。
熊が出そうな雰囲気が漂う。
そんなところにキツネがひょっこりと出てきた。
初めて野生のキツネをみた。
猫みたいだな。
前に見ゆるはオホーツク海
森を抜けるとそこは海だった。
ずっと岸が続いてるのが見える。
空と海の青がマッチしている。
砂浜も続く。
ここは電車も通ってない。
どこでもいける自転車って素晴らしいね。
年収ランキング3位のお金持ち村、猿払村
今日の寝床の道の駅さるふつまでやってきた。
ここ猿払村は年収ランキング3位らしい。
道の駅さるふつキャンプ場。今日の寝床だ。
隣が猿払村営の牧場となっており、開放感がすごい。
リアルウィンドウズ状態。
道の駅で食事と入浴を済ませ、寝る準備をする。
ここのお風呂は少し狭かったが、熱いお湯がいい感じだった。
夜の楽しみ
星が綺麗だったので少し散歩。
道路脇にある路肩を示す矢印が赤く光って遠くまで続いている。
北海道でしか見られない光景でとても綺麗だった。
なぜか地下道があったので入ってみる。
何か映し出されている。
星座だ。地下道プラネタリウムだ。
月とモニュメント。
猿払村はいいな。
つづく。