苫小牧を出発して10日目、岩見沢から留萌までの120kmを走る。
そして北竜から国道233号で美葉牛峠を通り留萌へ。
昨年は海沿いを通り小樽から留萌へ抜けたが、
今年は違うルートでの留萌入りだ。
(クリックするとその記事へ飛びます。)
10日目: 岩見沢 ~ 留萌
21日目: 釧路停滞(記事なし)
10日目: 岩見沢 〜 留萌
岩見沢を出発
8:00 ライダーハウスを出発
ライダーハウス日の出はいいところだった。
それも一緒だったライダーさんがいい人だったからだろう。
また岩見沢に来る機会があったら、ここに泊まりたい。
8:50 美唄市入り
昨日の雨模様とは打って変わって青空が広がっている。
去年ここを走ったときは雨だったなぁ、
と思い出した。
日本一の直線道路
9:00 日本一の直線道路 入り口
美唄からは道路がまっすぐになる。
美唄から滝川までの29.2km、ずっと直線だ。
ザ・北海道 という感じの道だ。
中央分離帯の標識がズラッと並んでいて、
こんな光景は本州では見られないだろう。
10:00 砂川市入り
交通量は多めだけれども、路肩が広いので走りやすい。
直線道路終わり 滝川
11:00 滝川市入り
滝川は濁らず、"たきかわ"と読むらしい。
滝川からは国道12号を離れ、田園地帯を走る国道275号へチェンジする。
札幌からここまで国道275号を真っ直ぐというルートもあるが、
私は日本一の直線道路を走りたかったため国道12号を選んだ。
〜 滝川駅 〜
大きな街に来たら駅に寄ることを忘れない。
駅はその土地の顔だからだ。
駅前には飛行機のモニュメントがあった。
飛行機、何故?
滝川市にはたきかわスカイパークがあるからだ。
駅の改札口の雰囲気がいい感じだった。
ボリューム満点 喫茶マリン
お腹が空いた、ちょうどお昼だ。
去年出会ったチャリダーさんに教えてもらって
ずっと行きたかった喫茶マリンへ。
どうやらボリュームがハンパないらしい。
店内はいかにも喫茶店というようなレトロな感じだ。
私はカウンターに座り、普通盛りのミートスパゲティを頼んだ。
写真では伝わらないが、
とにかく大きかった、ほんとうに。
食べ終わるのに時間がかかってしまって、
最後の方はスパゲティが固まってしまった。
でも美味しかったので大変満足。
食べ過ぎで吐きそうになりながらも、留萌を目指す。
ひまわりの里 北竜
14:10 北竜町入り
北竜はひまわりが有名であるが、9月では咲いているはずもない。
〜 道の駅 サンフラワー北竜 〜
道の駅はとても立派で温泉とホテルが併設されていた。
もうこの辺で止まりたくなるが、
あとひと踏ん張りしなければならない。
道の駅を出発してすぐ、前方から真っ黒な雲がこちらに向かってきた。
案の定、雨が降り出した。
通り雨っぽいのが救いだ。
美葉牛峠を通り留萌へ
15:40 美葉牛峠
え、もう坂は終わり?
ちょいと坂を上ったら留萌市に入った。
美葉牛峠は警戒するほどキツい峠ではなかった。
峠を境に雨も止んだ。
留萌本線の駅たち
国道に沿って留萌本線の駅があるため、
それらに寄らないという選択肢は私にはなかった。
留萌本線が廃止されるという噂もあるからなおさらだ。
美葉牛峠から下ってまず始めに現れたのが、峠下駅。
駅の待合室はこざっぱりとしていて、
いかにも無人駅という感じだった。
だが、駅舎がいい味を出している。
車掌車を使った駅舎、幌糠駅。
駅は集落の中にあり、少ないながらも利用者はいそうだった。
北海道には車掌車を使った駅が多いなぁ。
民家のようなかたちをしている、藤山駅。
地元の方が清掃しているのか、待合室にはゴミひとつない。
ノスタルジックな駅だった。
大和田駅は何故か発見できず通り過ぎてしまった。
悲しい。
留萌に着いた
17:30 黄金岬キャンプ場到着(出発から9h30m)
留萌本線の駅を巡っているうちに留萌に着いた。
今回も去年利用した黄金岬キャンプ場にテントを張る。
ここは無料でキャンプサイトから海が見える。
そして雰囲気がよく、いいところだ。
テントを張って、セコマに買い出しに行った。
それをテントの中で食べ、
明日のオロロンラインに備えて早く寝た。
10日目のまとめ
10日目は岩見沢から留萌までの120kmを走った。
美唄から滝川までは日本一の直線道路があり、
青空の下をかっ飛ばすのは楽しかった。
走行距離: 118.39 km
総走行距離 1023.07 km
苫小牧まで残り 1385.3 km
まだまだつづく。