苫小牧を出発して20日目、霧多布から釧路までの100kmを走る。
釧路は北海道のなかでは大きな街だ。
実際に行ってみたら想像以上の都会で驚いた。
(クリックするとその記事へ飛びます。)
20日目: 霧多布 ~ 釧路
21日目: 釧路停滞(記事なし)
20日目: 霧多布 〜 釧路
霧多布を出発
9:00 霧多布岬キャンプ場を出発
キャンプ場、風が強かった。
そのためテントを畳むのに少し苦労した。
しかし、ここのキャンプ場はとても景色がいい。
こんな最高の場所に無料でテントを張れるなんて、
北海道はなんていいところなんだ!!
霧多布の街に降りていく途中に馬がいた。
こちらがじっと観察していると近づいてきてくれた。
ここ霧多布からは内陸の国道44号線ではなく、
自然あふれる霧多布湿原
〜 琵琶瀬展望台 〜
霧多布の市街地を抜け、丘の上の展望台にやってきた。
立派な湿原を望むことができた。
湿原の中に街がある風景を初めてみた。
この景色の素晴らしさはここから眺めないと分からないはず。
北海道を自転車でまわってみて
霧多布が北海道で一番よかった場所だ!
そんな私はもうキリタッパー。
北太平洋シーサイドラインを進む
北海道は読めない地名が多すぎる。
「散布」と書いて「ちりっぷ」と読む。
火散布、渡散布、藻散布、etc.
様々なバリエーションの散布があった。
12:00 厚岸町入り
ここの境でやっと海が見えてきて景色がよくなった。
海に落ち込んだ急な崖を見渡せる。
厚岸町に入って景色がよくなったと思ったら、
再び森の中に入った。
町境のところがハイライトだったようだ。
立派な赤い大きな橋、厚岸大橋を渡り国道44号に復帰する。
厚岸から釧路まで国道を進む
14:00 厚岸駅
根室本線の厚岸駅に寄った。
構内の線路が剥がされた跡がなんだか寂しい。
元々は貨物業務などで栄えていたのだろうか。
厚岸から釧路まではだいたい50kmほどある。
距離はないが環境が厳しい。
第一、国道44号は交通量多めでトラックもビュンビュンだ。
そして、路側帯が狭くガタガタ。
あとはこの区間は緩く長い登り坂だった。
16:00 釧路町入り
坂を登りきって釧路町に入った。
北海道初日に出会ったチャリダーの人が
”トラブルのせいで夜ここを走るハメになった”
と言っていたことを思い出した。
ここを夜走るなんて恐ろしい。
それほど何もない区間だった。
ルパン列車とすれ違った。
もうすぐ釧路か。
大都会 釧路
17:00 釧路市街地
だんだんと見慣れたチェーン店が増えてきた。
日本最東端のイオンモールが見えたところで釧路に来たことを実感した。
"日本最北端のTジョイ稚内"で映画を観たので
"日本最東端のイオンシネマ"でも観ておきたいところだ。
しかし、そんなことに拘ってることが馬鹿らしく感じたので実行せず。
〜 民宿 銀鱗荘 〜
北海道20日目、泊まるのは "民宿 銀鱗荘"
予定ではネカフェに泊まるはずだったが、
ここが安いという噂を旅の途中で聞いたので変更。
確か1500円ぐらいだったはず。
スペースを広々使わせていただいたのでとてもゆっくりできた!
室内で寝ることができてとても幸せだった!
釧路散策
夜は釧路を散策した。
まずは釧路駅へ。
駅の中には、金券ショップやパン屋さん、総菜屋さんもあった。
こんなにいい駅だとは思ってもいなかった(失礼)
民宿の近くの釧路川エリアにやってきた。
夜の幣舞橋(ぬさまいばし)はとても美しい。
出世への坂は厳しい。
釧路サイコー!
20日目のまとめ
20日目は霧多布から釧路までの100kmを走った。
霧多布から厚岸までは太平洋シーサイドラインを通った。
浜中と厚岸の町境の景色がよかった。
厚岸からは国道44号に戻り、
緩い上り坂を越えて釧路にやってきた。
釧路は思っていた以上に良い街で、
特に夜景が綺麗だった!
走行区間: 霧多布岬キャンプ場 〜 民宿 銀鱗荘
走行距離: 101.28 km
総走行距離: 1997.54 km
苫小牧まで残り 410.83 km
まだつづく。